モバイルルーターの端末の特徴、賢い使い方、キャンペーンの選び方などを経験談をまじえてまとめています。
EMOBILEの新機種、GL04Pは、現在モバイルwifiルーターの売上ランキングNo.1を走っています。
今回はEMOBILE GL04Pを兄弟機である
GL01P、GL02Pからどのように進化したのかに焦点を当てて、レビューしていきます。
GL04Pの売りは、最新のLTE通信規格「UE Category4(下り最大150Mbpsまで対応可能)」に対応している事です。
ただし、UE Category4はまだ導入されておらず、EMOBILE側は、2012年内の導入を目指していますが、周波数帯の割り当て等の問題もあり、導入時期は未定となっています。
GL04Pのキャンペーン情報を確認したい方はこちらを参考にしてみて下さい。
2013年8月・EMOBILEの最新ルーターGL09Pが登場!下り最速110Mbps
<コンパクトさを求める人向け>
同じ会社(HUAWEI社)が発売しているGL01Pと比べると、厚みが若干増しているものの、全体的にコンパクトとなっています。GL02Pと比べると、サイズは一回り大きいですが、厚さは数ミリ薄くなっています。大きさ・厚さに関しては、GL01PとGL02Pの中間というところです。
サイズは、縦68mm×横102mm×厚さ14.5mmで名刺入れとほぼ同じサイズのため
持ち運びのストレスはありません。
<出先でパソコンを使う人に人気>
Wi-Fi接続に加え、USBケーブル接続でも通信することができます。
この点は、今までのEMOBILEルーターにはない魅力です。
例えばPCを有線接続しながら、スマートフォンやタブレットを無線LANも利用という利用方法も可能です。
ノートパソコンの充電が十分にある場合には、USBケーブル接続でGL04P自体の電力を節約することができます。
<サイズ・厚さ>
前述した通り、GL01PとGL02Pの大きさ・厚みを足して2で割ったようなサイズです。
重さに関しては140gとGL01Pと同じ、参考程度にiPhone4Sの重さが112gです。
<通信規格>
未来の通信規格、「UE Category4」に対応した世界初のモバイルルーター。
ただし、冒頭で書いたように、「UE Category4」はまだ導入されておらず、
EMOBILE側は、2012年内の導入を目指していますが、周波数帯の割り当て等の問題もあり、導入時期は未定となっています。
<USB接続>
GL04PはUSBケーブルで接続をする事が可能になりました。
PCと接続する事で、充電もできますので
USBケーブルで接続する場合、出先でのバッテリーの心配がほとんどいらないでしょう。
<連続待機時間>
無線LAN機能をオフにした場合の待機時間が
380時間と大幅にアップしています。(GL01Pは200時間、GL02Pは350時間)
インターネット連続接続時間は9時間で、GL01P、GL02Pと同様です。
<カードスロット搭載>
microSD(SDHCも対応)を差し込んで、USBメモリーのように利用することができます。
この機能は、GL01Pにも搭載済みでした(GL02Pはスロットなし)。
フラッシュメモリーを持ち歩かなくて済むのは、ビジネスマンなどには大きなメリットと言えるでしょう。
<起動時間>
電源をオンにするためには、ボタンを5秒押し続けなければなりません。
この時間も含めて、立ちあがるまでの所要時間は32秒とモバイルルーターの中では、かなり早い部類に入ります。
<バッテリー駆動時間>
バッテリー容量は、GL01P・GL02Pと同じ3000mAhで、連続通信時間は9時間。
この点は、従来機種と変わりはありません。
ただし、GL02Pのようにバッテリーの入替えをすることはできません。